宮城へ

20170118

全国的な大寒波となった週末、
宮城への用事が重なったので、
しばらく旅行に行ってないし、一緒にどう?と
主人を誘って(騙して)2泊で出かけてきた。

石巻に行ったあと、仙台市内へ。
主人が運転をしてくれたおかげで、
電車で移動することもなく、順調に用事が済んで
助かったのだけれど、雪がふったりやんだりの中を
歩き回ったりしたので、すごく寒くて、疲れた。

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仙台市内の朝。珍しくつるつる

最終日は、祖父の四十九日の法要があり古川へ。
本当は、阪神・淡路大震災の翌日である
今日が49日だったけど前倒しで行った。
(そして百ヶ日は3月11日、東日本大震災の日にあたる)

12月の葬儀の時も、尋常じゃない寒風が吹き荒れ
今回もその通り、寒い。
「俺はまだ天国さはいきたくねー!」
おじいちゃんが叫んでいるようだった。

帰りの車の中、どんどん体調がおかしくなり
家に着いたときには高熱が出ていた。
次の日の検査では陰性がでたけど、更に
血液検査をし、結果、白血球の数が減少しているとのことで
インフルエンザと診断された。
(抗体が弱い場合、陰性となることがあるらしい)
今週は仕事をお休みしなければならなくなった。

熱は下がったけど、まだ体中が痛いので
旅の記録はまた後日・・


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東京ぶらりん

20160111

昨年12月上旬、主人と千葉の実家に帰省した時行ったところ

まずは、師走の賑わいの築地。
夜行バスで朝早く東京に着くので、築地はとても便利な場所。
いつも決まった場外の喫茶店で超絶美味いナポリタンを食べるのが楽しみ。
来年、市場の移転に伴いお店はどうなるのかと聞いたところ
場外はそのまま残るということで、一安心。
でもこの景色がもう見られなくなるのはちょっと寂しい。

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実家にはいつも1泊しかしないことに決めているので
あとは適当なホテルをとって好きなところに出掛けていく。
今回は浅草の安いホテルをとり、かっぱ橋の「なってるハウス」で
ジャズドラマー のなか悟空さん の”騒乱武士”を見に行く。
大編成の迫力&マニアックさ!かっこよかった!!

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次の日は、駒場の日本民藝館に向かったところ、なんと臨時休業。
仕方がないのでそのまま吉祥寺に行き、
羊毛や糸紡ぎ車のお店、アナンダに初めてお邪魔した。

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原毛の匂いが懐かしい…
(農業系の学生時代、羊と戯れていたのを思い出す)
そうとう悩んだ挙句、いくつかのカディーコットン(インドの手紡ぎ・手織り布)を
購入した。この前に、浅草橋のマライカ・ファブリックスでカディーを
悩んだのだけれど、こちらの方が好みだったので、良かった!

その後、駅前からバスに乗り、オザキフラワーパークへ。

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どっからどう見ても、普通のホームセンター。
でも実は、すごいお店なのだ。

外の売り場には、1年草、宿根草、苗木、多肉が
ズラーっと、とんでもない数が並んでいて、
なおかつ種類が半端じゃなく、豊富。

中売り場の二階には、観葉、エアープランツ、サボテン、ドライフラワーなど
もうジャングルの様になっていて、植物好きにはたまらない空間だ。
驚くのはどれもとても良く手入れがされていて、
価格や植物の名前もわかりやすく、ディスプレイも凝っている。
これだけのことをやるのはどんだけ大変か・・・

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エアープランツも含め、最近「ビザールプランツ」と呼ばれる
美しさと気持ち悪さの狭間をいく様な、ちょっと変わった植物が
沢山取り揃えられている。
「ビザールプランツ」とは、「珍奇植物」という意味で、
「珍奇」を好む感覚は、斑入り植物などが大流行した
江戸時代の園芸史からもよくわかる。
いつでも「珍しさ」というものは人の心を惹きつけるものなんだなぁ。

南国の植物がほとんどなので、岩手に連れて帰るのは
ちょっとかわいそうだということでチランジア2種のみ購入。
もうちょっとゆっくり見たかった、オザキフラワーパーク。
今度は違う季節に行ってみようと思う。

松本へ (その3)

20151029

松本3日目の朝。6時頃から目が覚める。
ゲストハウス東屋さんの二段ベッドはゆったりと広く
枕元に小物を置けるスペースがあったり
とっても快適に休むことができた。
ベッドが狭いところだと、足元に置いた荷物で足が
伸ばせなかったりして、疲れがとれない時がある。

「お先に失礼します」
一人、私より先に旅立つ女性。
スポーティーな服装にバックパック姿。山に行くのかな。
次に長野に来るときは北アルプスを見に行きたい。

私も東屋を出て、前日お会いした蒔田さんのアトリエを訪ねた。
女鳥羽(めとば)川沿いにある、カフェの二階が
蒔田さんのアトリエ、百々屋(ももや)さん。

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Chez Momo (シェモモ)http://chezmomo.jp/


外国映画に出てきそうな
味のある可愛いカフェは、息子さんが経営する
コンフィチュール(ジャム)のお店なんだそう。

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素敵な帽子が・・一瞬、息が止まる。

そして二階の小さなアトリエにお邪魔して、思わず声が出た。
古いミシンや吊るされた帽子、
あちこちに貼られた何かのカードやメモなど
全てが生活感に溢れた美しさがあり、
あんまり人の部屋をじろじろ見るのは申し訳ないと思いながら
どきどきしながらその場にいた。

私は、蒔田さんのことをほとんど知らなかった。
お仕立ての仕事をされており、1階のカフェにあった
帽子は蒔田さんの作品だったことや
松本クラフトフェアを32年前に立ち上げた一人であり、
23年間事務担当を務められていたことも。
百々屋さんのそばの東屋に泊ったのは偶然で、
ご縁というのは本当に素晴らしいものだ。
色々なコトを教えていただき、楽しいひと時を過ごさせていただいた。
そのうちに時間になり、二人であがたの森公園に向かった。
あがたの森通りから1本裏の道を通る。

雲一つない青空に浮かぶ瓦礫の中の気になる建物

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これは…残るのかな?

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クラフトピクニック2日目。1日目より人が多い。

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この日は昼過ぎに新宿行きのバスチケットを取っていたので
それまでポラーノまつりのチラシを手に、作家さんとお話をして過ごした。
ある親切な作家さんが、実行委員のかたを紹介してくれ、
立ち上げから現在の運営など貴重なお話を伺うことができ、
本当に有意義な日となった。

松本で過ごした3日間、嫌な思いをすることは一切なく、
人の優しさに触れながら、町を丸ごと楽しむことができた。
そして皆さんの岩手に対する関心の高さに驚きながら
その魅力をあらためて再確認。
まだまだ知らないことばかり。
これからも出来る限り色んなところへ出掛けていきたい。

松本へ (その2)

20151026

土曜日は朝からあがたの森公園へ。
ゲストハウス東屋から歩いて10分ほどだ。
町のいたるところに湧水が出ているので
持参したペットボトルに汲んで、準備よし。

日本で一番最初に始まったクラフトイベントといえば
今年32回目を迎えた5月の松本クラフトフェア。
その松本クラフトフェアと同主催のクラフトピクニックは
ワークショップがメインという珍しいスタイルのクラフトイベント。

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天気が良くてほんとによかった

109組の出展者は当日の朝、好きな場所にテントを張るということで
お目当ての人を探すには、受付で聞かなければならない。
私はまずは糸の会の蒔田さんというかたを探した。

長野県の朝日村というところで綿の栽培をして糸を紡いだり
羊毛の毛を刈って紡いでいる糸の会さん。
この日のワークショップは和綿を糸にするまでの一通りを
2時間かけてすべて教えてくれるというもの。

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まずは綿と種を分ける、綿繰り↑

それから、弓で綿を打ち、ごみを落としつつ綿をほぐす、綿うち。
(もしくは羊毛をほぐす時に使うカーダーでも良いそう)

それから篠(しの)をつくり、準備は完了↓

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次はお手製のスピンドルを使って紡ぐ。
私は左利きのためか?これが苦手。
糸を撚る方向は基本はS撚りとなるため
逆手で回すわけにもいかない。
ものをつくるのに、左利きはなにかと不便なのだ。
それでも蒔田さんの励ましにより(涙)
なんとか糸らしきものができて嬉しい。

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いよいよチャルカでの綿紡ぎ。
はじめに折り畳み式のブックチャルカで紡ぐ。
時々、止まって回らなくなる。
チャルカは、オカルトではないけれども、使う人との相性があるらしく、

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次に使わせてもらったチャルカはスムーズに回った。
これは、長野のフクシマさんという農家さんにオーダーして
製作してもらっているオリジナルのチャルカなんだそう。
滑らかにハンドルが回り、針の先から伝わる回転で
するすると糸ができていく。
「はじめてでこんなにできる人はなかなかいないわよ」と
蒔田さんや通りすがりのお客さんに褒められると
途端にできなくなるワタシ(お世辞に決まっておろうが!)
でもそんな難しさもまた面白くて、黙々もくもく・・・。

最後に糸をかせにしたりする仕上げの方法を
教えていただき、ワークショップは終了。
岩手と縁のあった蒔田さんは、とても興味を持って接してくださり、
アトリエが、私の泊まっているゲストハウス東屋のすぐ側だということで、
翌日の朝、一緒に朝ご飯を食べましょうと誘ってくれた。

次に、日高雅恵さんのブースに。
日高さんは長野県の佐久市で
亜麻を育て、繊維を取り出し、紡ぎ、織り、布を作られている。
私はクラフトブーム絶頂期(これ、独断)の
`09年の某誌で日高さんの存在を知り、憧れていた。
このたびお会いできてほんとうにうれしい。

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一年草のフラックス(亜麻)の茎。

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それを一掴み、木工家のご主人お手製の道具でたたき、
中の固い繊維を落としてゆく。

その後、木製の包丁のような形をした道具で
繊維の表面をシャッシャッと鋭くなでていく。
弱い繊維は、落ちていただいて結構、という感じで。
強くて丈夫なものだけが残り、上質な糸となるそうだ。

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見たこともないような、美しい色・光沢の亜麻。
これを紡ぎ、織り、作品となる。

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日高さんも蒔田さんと同様、興味を持って話してくださり、
レッティング(醗酵)の方法や、栽培のコツなど、
時間を惜しまず丁寧に教えてくださった。
スカッと爽やかなお人柄もまた魅力的だった。

・・・・・・・・・・・・・

イベントが始まる前から終わった後までしつこく
あがたの森に居続け陽が暮れた後は、
また町で一杯やって、菊の湯さんで湯につかり、宿へ戻った。
この日、東屋さんでは別のイベントがあったため
ベッドは全て埋まり、昨日とは打って変わって賑やかな夜だった☆

松本へ(その3) へつづく




松本へ (その1)

20151025

先週、長野県松本市に行ってきた。
紫波から夜行バスで池袋まで出て、新宿から高速バスで松本まで
13.5時間かかった。

目的は、土・日に あがたの森公園 で開催される
クラフトピクニックというイベントに行くこと
http://matsumoto-crafts.com/

松本に着いたのが金曜日のお昼前。
この日は松本を満喫するための日として
まずは街のシンボル、松本城を見学
大きな荷物をひっさげながら天守閣まで登る。

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思いのほかお城見学が面白くて時間を費やしてしまい、
どうしようか迷った末、市役所前からバスで松本民芸館にむかった。
お城から美ヶ原温泉方面へ、山裾にある静かな集落の少し奥に
民芸館はあった。里山辺 という住所そのものという感じだ。

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柳宗悦(やなぎむねよし)の民芸運動に共鳴した丸山太郎 氏が
昭和37年に創館した松本民芸館は、氏自身が美しいと感じ、集めた
名もない職人さんのつくった日用品が展示されている。

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説明がない展示品の数々には、
直感で物を見てもらいたいという、氏の想いが込められてる。

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土蔵造りの建物と雑木の庭が美しく、静かで心落ち着く場所だった。
次に来たときは、また違った目で物が見えるのだろうか。


その後バスで本町まで戻り、素敵なお店が並ぶ中町通りをぶらぶらしながら

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今回宿泊するゲストハウス東屋にチェックイン。
古い一軒家を改修したというこちらのゲストハウスは
「松本を、暮らすように旅する」というコンセプトの通り、
入ると女子たちがワイワイ賑やかにカレーをつくっていたりして
はじめてなのにいきなり「ただいま~」と言いたくなる。

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馬刺しを食べたいのだけど、どこが美味しいか、と尋ね
教えてもらった「しづか」さんで地酒を一杯。
震災の時大槌に来てくれたというおじさまと話がはずみ
純米と二級酒を飲み比べ。日本人で良かったと思う瞬間~
そして嬉しいことに銭湯の多い松本。
菊の湯さんであったまり、戻ると誰もいなくなっている東屋。

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最高10人まで泊まれるそうだけど、この日は私一人だったので
一軒家貸切状態で、夜11時には就寝。


松本へ (その2)へつづく

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