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銀杏の木

20160125

今朝起きたら、私たちの家の窓から見える
大きな銀杏の木が切られてなくなっていた。
昨日は1日出掛けていたので気が付かなかったけど
きっと日中に切られていたのだろう。

以前は3本あった銀杏の木。
樹齢は半世紀は超えてそうだった。
少しずつ区画整理が進み
1本だけになってしまっていた。
近いうちに全て切られてしまうかもしれないと思い
淋しくない様、銀杏の見える窓辺にジューンベリーを植えた。

でもやっぱり何にも邪魔されず制約されず
のびのびと空に向かって伸びるあの木が好きだった。

春 夏 秋 冬
朝 昼 夕
晴れ 曇り 雨 雪
いつでも綺麗だったなーーー

DSC_1161_400.jpg

最後に撮った銀杏の写真。影だけど。
枝の影が、足跡でできた子供を持ち上げてるみたいに見えた。


多分、ここら辺の守り神だったと思う。
居なくなった衝撃がでかい。

上手く言えないけど、空間は、成るべくして成っている、と思う。
人が集まったとき、直接見てはいないけど、周囲を自然に
意識して、ぶつからないようにとか、視線を感じたりとかするように、
生き物は周囲の空間との調和を図って、成っているのだと思う。

だから大きなものであればあるほど、
または長い時間そこに居たものほど、
居なくなった時の空間の乱れを周囲は感じるのだと思う。
これを、変化やただの慣れと思えばそれまでの事で、
良い・悪いでもなく、”ただ乱れを感じている自分”に目を向けると
淋しさが癒される気がする。
また新しい空間に成るように成るのだろうから。

今までありがとう、銀杏の木。

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割烹着とエプロン

20160115

お待たせしていた割烹着とエプロンが
やっとお渡しできそう。

私と同じ小柄な女性からの依頼で
既製品はサイズが合わず残念な思いをしているので
自分にぴったりサイズが欲しいとのことだった。

洋服は、メーカーを選べば7号やSサイズを展開
しているところもある。実際は少ないけどね。。。
でもホームウエアはなかなかサイズ展開がないので
まあ、家で着るものだし、とか思って適当に安いもので
ぶかぶかを我慢して着ることが多々ある。

ところがちょっと良い物が欲しい!となったときは
高いお金をだしてぶかぶかを我慢する気にはなれない。
そのお気持ちは充分、わかります。
特にリネン素材の衣料品は、やたら大きいものが多いのです。

DSC_1071_320.jpg
割烹着
起毛リネン100%
(滑りが良いように、表だけ起毛)

IMG_1006_320.jpg

7号の原型をドロップショルダー&ドルマンスリーブにして
腕まわりはゆったりとした形に。
身幅はすっきり。

IMG_1029_320.jpg

エプロン
ラミー(苧麻)100%
肩がこらないよう、さらっと軽い生地で。
足捌きが楽なセンターベンツ入り。

水通し

20160112

縫い物でモノをつくるにあたりいくつか前準備がある。

まずはどの布で何を作るのかを決め、型紙をつくる。
それから型入れをして一番布が無駄にならない型紙の
置き方を決め、できるだけ短い長さで布を切る。
それを水通しして乾かしたあとアイロンで字の目を整え
型入れし直して裁断、印付けや芯貼り、アイロンなどの
下準備が済んで初めてミシンを踏み始める。

はっきり言って、ミシンかけの前までの下準備が大変で、
縫い始めてしまえばサクサクと作業が進む。
いかに準備をきっちりとするかで無駄なく綺麗に仕上げられる
かがかかっている!

ここまでは、教科書通りのお話。

実際やっかいなのが、「水通し」という作業。

天然繊維は糸にして織り上げる段階で引っ張られている
ような状態になっている。
その状態で製品にすると、洗濯時の水と摩擦により
糸が元に戻ろうとする性質によって縮みが起こり、サイズが小さくなる。
その現象を縫製の前に起こして、サイズが小さくなるのを防ぐ作業が水通しだ。

IMG_0741_320.jpg

今は織り上げた後に色んな加工を施した生地が多く
特に麻はバイオ加工やC.C.加工、ワッシャー加工といった
あらかじめ着込んだ風合いを出す加工が施されていることが多い。
それらや防縮加工が施されていたりするものは
水通しせずにそのまま使えるというのだけれど、
一応みんな洗濯機で洗った方が確実ですと生地問屋さんに言われたこともあった。
反対に生機(きばた)にいたっては、糊を落とすために
何度も水を変えてのつけ置き洗いが必要になる。

また国産の綿のプリント生地なんかは水通しの必要がなかったり、
ニットなどの伸びてしまうもの、バッグに仕立てるため張りが欲しいものは
あえて水通ししないで使用したりする。
縮みのパーセンテージを計算に入れて、大きめに仕立てる方法もある。

そんな訳で多種多様な生地を扱うことになると、
その都度この水通しで悩んでいる。
なにしろ、水通ししたことで風合いがすっかり変わってしまうこともあるからだ。

最近で言うと、起毛リネンで残念なことがあった。
先月ちーちゃんの次女の誕生日にコートワンピースを縫った時のこと。
生地は日暮里の某店で実際に選んで買ったヘリンボーンのふわふわ起毛リネン。
パターンは子供服の本から。丈を短くして作った。

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ポケットつきのコートワンピース

これ、よく見るとガーゼのようにザックリと織ってあって、起毛だし、
洗うとかなり縮む予感がしたので洗濯機でガラガラ洗って縮ませた。
そしたらとんでもない量の毛羽が落ち、ふわふわ感が半減してしまった。
え~??今まで使ってた起毛リネンはこんなことなかったのに・・・
やっぱり起毛加工の程度や素材、織りなどによって違うみたい。

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とりあえずブラシかけで毛羽をやさしく取り除き
これはこういうものだと思えばいいかと自分に言い聞かせ完成させた。
最初のふわふわ感を見せたかったっていうのが心残り。
満足いくものを作るって、難しい。


東京ぶらりん

20160111

昨年12月上旬、主人と千葉の実家に帰省した時行ったところ

まずは、師走の賑わいの築地。
夜行バスで朝早く東京に着くので、築地はとても便利な場所。
いつも決まった場外の喫茶店で超絶美味いナポリタンを食べるのが楽しみ。
来年、市場の移転に伴いお店はどうなるのかと聞いたところ
場外はそのまま残るということで、一安心。
でもこの景色がもう見られなくなるのはちょっと寂しい。

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実家にはいつも1泊しかしないことに決めているので
あとは適当なホテルをとって好きなところに出掛けていく。
今回は浅草の安いホテルをとり、かっぱ橋の「なってるハウス」で
ジャズドラマー のなか悟空さん の”騒乱武士”を見に行く。
大編成の迫力&マニアックさ!かっこよかった!!

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次の日は、駒場の日本民藝館に向かったところ、なんと臨時休業。
仕方がないのでそのまま吉祥寺に行き、
羊毛や糸紡ぎ車のお店、アナンダに初めてお邪魔した。

DSC_0918_400.jpg

原毛の匂いが懐かしい…
(農業系の学生時代、羊と戯れていたのを思い出す)
そうとう悩んだ挙句、いくつかのカディーコットン(インドの手紡ぎ・手織り布)を
購入した。この前に、浅草橋のマライカ・ファブリックスでカディーを
悩んだのだけれど、こちらの方が好みだったので、良かった!

その後、駅前からバスに乗り、オザキフラワーパークへ。

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どっからどう見ても、普通のホームセンター。
でも実は、すごいお店なのだ。

外の売り場には、1年草、宿根草、苗木、多肉が
ズラーっと、とんでもない数が並んでいて、
なおかつ種類が半端じゃなく、豊富。

中売り場の二階には、観葉、エアープランツ、サボテン、ドライフラワーなど
もうジャングルの様になっていて、植物好きにはたまらない空間だ。
驚くのはどれもとても良く手入れがされていて、
価格や植物の名前もわかりやすく、ディスプレイも凝っている。
これだけのことをやるのはどんだけ大変か・・・

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エアープランツも含め、最近「ビザールプランツ」と呼ばれる
美しさと気持ち悪さの狭間をいく様な、ちょっと変わった植物が
沢山取り揃えられている。
「ビザールプランツ」とは、「珍奇植物」という意味で、
「珍奇」を好む感覚は、斑入り植物などが大流行した
江戸時代の園芸史からもよくわかる。
いつでも「珍しさ」というものは人の心を惹きつけるものなんだなぁ。

南国の植物がほとんどなので、岩手に連れて帰るのは
ちょっとかわいそうだということでチランジア2種のみ購入。
もうちょっとゆっくり見たかった、オザキフラワーパーク。
今度は違う季節に行ってみようと思う。

暖冬なので

20160104

畑の雪もすっかりとけて
土や雑草の緑があらわに。

その中で、ぶらんぶらーんと風にそよいで
今にもこぼれ落ちそうな綿が白く見える。

長靴を履いて、ぶらんぶらーんを助けに行く。
こんな時期に畑に出るなんて、めったにない

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茶綿も少しだけ、開いていた。(左が茶綿)
とりあえず、来年再チャレンジする分の種を
確保できてよかった!

あんまりぽかぽか陽が出ていると
ああ~もったいない、という気持ちになり
落ち着かないのは私だけでしょうか?
冬の日照時間の短い東北にいると
貴重な日光をあまさず利用したい衝動が。
端切れをベンガラで染めて陽の光にあてる。
あ~落ち着いた。

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猫餅

20160104

昨年暮れに突然決まった義父の退院。
それならばと、おせちの品数も増やし
大体いつもと同じくらいの年越し準備をした。
餅も一臼と思っていたが二臼。
(餅つき機ですが)

ホンマは一臼2升やねんけど
それやと上手くつけやんよってに
一臼1升8合として二臼で3升6合
餅が2升4合とうるちが1升2合

お義母さん、暗号にしか聞こえませんから
もう1度言ってもらえますか
メモしときます

メモなんかせんでもええ!
まだもうちょっとなら 
あても(自分も)覚えとると思うよってに・・・

毎年同じ会話を繰り返し
義父の故郷、奈良の「猫餅」をつくる。
餅とうるちを2:1でついて、
蒲鉾型に整える。
その姿が猫が寝そべっている様なので
「猫餅」

今年、餅米は知り合いのFさんに
おすそ分けをいただいた。
米農家さんは餅米に1粒でもうるち米が混ざれば商品価値が
下がるのが常識なので、猫餅の話をすると
「なんともったいない」「美味しいの?」 と言われるのだけど
郷土料理というものは、深くその人の心に刻まれた
愛する故郷そのものなのだ。

うるちのツブツブ感が残って食べごたえがあり美味しい、
我が家はこのお餅が大好きでなによりのご馳走。
今年も家族みんな揃って正月を過ごせたことに、感謝。


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